『バランスの良い食事』ってどんな食事??
- 2023年10月5日
- 管理栄養士
皆さんこんにちは。管理栄養士の冨田です。
今年は厳しい暑さが続いていましたが、少しずつ涼しくなってきてきましたね。
私自身、暑いから運動は出来ないと言い訳をしていましたが、心臓リハビリに通われていらっしゃる皆さんを見習って、運動習慣の定着を目指して頑張りたいと思っているところです。
写真は、心臓リハビリに通われている患者さんに頂いたお酢です。ありがとうございました。
野菜を漬けてピクルスにしたり、サラダにドレッシング替わりとして使い、減塩に取り組んでいるそうです。皆さん食事への意識が高く、私の方が色々と勉強させて頂いています。
さて本題の食事の話ですが…
『バランスの良い食事』『適量』等とよく耳にしますよね。
でも実際は、どの食材をどのくらい食べるのが適量なのか、よくわからないという方は多いと思います。
そこで今回は、面倒なカロリー計算をしなくても簡単に、バランスも良く、適正な食事量を把握する方法をご紹介しますね。
それは自分の手を使って、何をどれだけ食べれば良いのかを知ることができる便利な方法です!
◇ 主食(ご飯、パン、麺類などの炭水化物)
主食の目安量は、ご飯であれば片手で握りこぶし1つ分。パンや麺類の場合は両手のひらに乗る分です。
◇ 主菜(魚・肉・卵・大豆製品などのタンパク質)
メインのおかずとなる主菜の1食の目安は、厚みも大きさも、片方の手のひら1枚分です。
◇ 副菜(野菜・海草・きのこなど。ビタミンやミネラル、食物繊維)
1食の目安は、生野菜なら両手に1杯分。加熱した野菜なら片方の手のひら1杯分です。
毎食この主食・主菜・副菜をそろえられると、バランスの良い食事なります。
さらに一日1~2品の乳製品、果物を片手握りこぶし1個分を摂れると、炭水化物、タンパク質等の栄養素のバランスが整います。
ぜひご自身の手で、食事のバランスや量を意識して食事をしてみて下さいね。
(※糖尿病や腎臓病の方はこれに当てはまらない場合がありますので、個別にご相談下さい。月・土曜の午前中は栄養相談を行っております。)
今後も栄養情報を定期的にアップする予定です。最後までお読みいただきありがとうございました。